リラックス鎮静法による、眠りながらのインプラント治療

当院では、ご希望の患者様に対して「リラックス鎮静法」と呼ばれる鎮静麻酔を導入しています。
これは、一般的な局所麻酔とは異なり、心身を落ち着かせ、リラックスした状態にすることを目的とした麻酔です。

歯科治療時の痛みをブロックする通常の局所麻酔に加え、治療中の緊張や恐怖心を軽減したい方には、この方法を併用することが可能です。

実際にこちらの麻酔を注射すると、半分寝ている感覚(ウトウトしていますが、意識はある状態)になります。
意識はあるため、会話や意思表示は問題なく行えますが、施術中の記憶があいまいになるほど、心が落ち着いた状態に導かれます。また、血圧等への影響もありませんので高血圧や糖尿病といった方も安心して選択できます。

多くの患者様から「気づいたら終わっていた」との感想をいただくように、体感的には治療時間が非常に短く感じられる点も、この麻酔の特徴です。長時間の手術でも、ほとんどストレスなく終えられます。

このように非常にリラックスした状態でインプラント治療が終わりますので、手術に対する恐怖心がある方や痛みに対する不安が強い方にはおすすめの麻酔です。

全身麻酔は深い意識のない状態を作るため、自発呼吸が止まることがあり、人工呼吸器による管理が必要です。
一方、リラックス鎮静法は睡眠時と同様、自発呼吸が止まることはありません。どちらかというとウトウトしているお昼寝の状態に近く、身体への負担も軽く抑えられます。

当院では、この鎮静法を行う際にも心電図や血圧、酸素飽和度などをリアルタイムで監視し、安全管理を徹底しています。

この静脈内鎮静法はご希望制となっており、追加料金として15,000円（税別）を頂戴しております。

手術への不安が強い方や、リラックスして治療を受けたい方は、どうぞお気軽にご相談ください。